本
歌舞伎町を舞台とするスカウト達を描いた漫画、私はこのマンガを知らなかったが一度読み始めると最後まで一気に読破しまった。私はアングラ系が好きなので、最後まで楽しく読めた。暴力的なシーンもあるのでそっち系が苦手な方は控えた方が良いだろう。2025/…
日本三大奇書の1冊だが、他の2冊と比較すると読み易い。奇書と呼ばれているだけあり、通常の推理小説とは一線を画したロジックが展開されていくが、読んでいて辛いというこをはなく、寧ろ読み手を楽しませてくれる。日本三大奇書の個人的な読み易さの感想は…
ドグラ・マグラと虚無への供物と共に日本三大奇書の一つだが、この作品は難解過ぎて心が折れる。作者の膨大な魔術的な知識によって構成されているが、全てを理解した上で内容を理解できる人は只者ではない。今はKindleで無料で読める。余りにも難解過ぎたた…
英国紳士とは? ノーベル文学賞を受賞したカズオ・イシグロ氏著、本作で英国最高の文学賞ブッカー賞受賞作とのことで手に取ってみた長編小説。文体に品があり、詳しく知りもしない英国の古き時代の執事としての矜持やその時代に生きた人々の情景が思い浮かぶ…
日本三大奇書の一つ、何度も読み返した本。内容もさることながら、10年の推敲により作成されたその奇抜な表現力と構成に圧倒される。読めば精神異常をきたすと言われているが、それ程までに緻密に構成されたミステリー小説。他の小説とは一線を画す秀逸さで…
騙されないよう気を付けて読み進めても騙されてしまう。読み始めはかなり辛いが、物語が進むとグイグイ引っ張られていく。犯人を「この人物なのではないか?」と思わせるように上手く誘導している。トリックを楽しみたい人向け。最初は文体で辛い感じ、読む…
休職し始めの頃、何かの参考になるかと思い最初に購入した本。 作者の援川聡氏は元警官で警官の経験を活かし、ハードクレーム対応をされてきた方。その作者の経験を元に職場にいる困った人を幾つかのタイプに分類し、それぞれ対応方法が記載されている。臍下…
読んだ本の感想をネタバレにならない範囲で記載する。 「傲慢と善良」 婚活を主題とした恋愛ミステリー。作者は辻村深月。累計100万部突破、昨年2024年映画化された作品。登場人物はそれ程多くないが、女性の心理や個性の描写が際立っている。特にドロドロし…